デザインマニュアル(加工方法・入稿方法について)
【特注】デザインデータ入稿の注意事項 (Mac/Windows共通)
入稿データは全てillustratorファイル(.ai)で受付しておりますので、このページの注意事項をご確認の上、入稿ファイルを作成してください。
ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
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1、各商品ページで「illustratorで入稿する」を選択し、その他の情報は空欄で注文して下さい。 |
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■文字のアウトライン化
文字は必ずアウトライン化(図形化)して入稿して下さい。
(Illustratorの[文字]メニューから[アウトラインを作成]を選択します。)
アウトライン化することで、お客様が使用された書体が当社にない場合でも
文字化けせず正しく表示されます。
※ご注意 入稿前にアウトライン化前のデータのバックアップをとってください。

■文字の大きさ
小さな文字(高さ4mm以下)、画数の多い文字(警察、優秀など)、
線が太い文字等は加工に適さない場合があります。
制作が可能であるかお問い合わせください。
※インターネットからコピーしたり印刷物をスキャンした画像は、一見きれいに見えても解像度が低く高品質な仕上がりになりません。
解像度とは、画素密度を示す値。すなわち、画像を表現する格子の細かさを解像度と呼び、一般に1インチをいくつに分けるかによって数字で表します。
dpiとは、解像度の単位。1インチにどれだけ「ドット(出力できる点)」が含まれているかを表します。
解像度dpiが低い場合:ドット数が少ない為、荒れた画像になる。
画像の色や線が荒れている為、綺麗に再現が出来ません。
解像度dpiが高い場合:ドット数が多い為、綺麗な画像になる
■RGB・CMYKカラー
※ご入稿データにRGBカラーや特色が含まれる場合、当社にてCMYKカラーに変換することがあります。
その際、色目が大きく変わる場合はデータの再作成をご依頼することもございますので、ご注意下さいませ。
RGBカラー:光の三原色「R(赤)・G(緑)・B(青)」
パソコンなどのモニターやデジタルカメラの色表現に用いられ、赤・緑・青(RGB)の3色が掛け合わさるることで白に近づきます。(色が混ざるほど明るくなり、白に近づくため加法混色とも言います)
CMYKカラー:色料の三原色「C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)」
絵の具やプリンタなどの色表現に用いられ、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色を掛け合わせることで黒に近づきます。(色が混ざるほど暗くなり、黒に近づくため、減法混色とも言います)
2D加工・UVカラー加工について
■UVフルカラーダイレクトプリント加工
■UVフルカラーダイレクトプリント加工とは
ガラス面に直接インクジェット方式でフルカラー印刷します。
当店の通常の加工方法は、下記イメージのようにガラスの裏面にフルカラー印刷を施し、表面のガラスの輝きを活かしています。
※両面加工または、表面加工も可能です。ご希望の際は、お気軽に申し付けください。
■特徴
色鮮やかに仕上がり、写真やロゴなどカラー表現が必要な場合に最適です。
幅広いレイアウトが実現し、デザイン製の高いトロフィーが仕上がります。
>> テンプレート一覧


■2D内部レーザー彫刻
■2D内部レーザー彫刻加工とは
ガラス内部に彫刻する加工方法が2Dレーザー加工です。
加工部分を何層もレーザー彫刻して厚みをもたせる彫刻を2Dと呼んでいます。
レーザーでガラスに小さなドットを打ち込んでいき、そのドットで図柄を作っていきます。
■特徴
・文字やロゴが浮かんでみえるのが特徴で、作りたての綺麗な状態が永遠に続きます。
・加工部分の色は、ガラスの削れた色(白色)になります。
・カラー・グラデーション・濃淡の表現はできません。


ホワイトインク(白びき)について
クリスタルガラス×UV印刷加工
ホワイトインク(白びき)について
クリスタルガラス×UV印刷加工では、クリスタル本体もインクも透明感のあるものになっているため白を表現するために"ホワイトインク"を使用する必要があります。
ホワイトインクを使いこなすには慣れが必要ですが、白について意識してデザインして頂くと、トロフィーのクオリティがあがります。
※専門用語になりますが、弊社ではホワイトインクを使用することを「白びき」と呼んでいます。
白びきをご検討していただくデザインパターン
下記6種類のパターンがデザインに含まれる時は、白びきをご検討ください。
白びきは必ず必要という訳ではなく、デザインによっては白びきを使わずに、あえて透明感を出すことでクリスタルの輝きを活かすという方法もあります。
※白びきについて特にご指定がない場合は、弊社デザイナーのおすすめの白びき指定で作成させて頂きます。
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白い文字や白いオブジェクト CMKYで白を表現することはできないため、白びきが必ず必要になります。 |
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彩度が高いデザイン 明るい色が中心のデザインは透明感のある仕上がりになります。 あえて透明感を出すか、白びきでハッキリさせるかはお好みになります。 ※パステルカラーは白びきがないとほとんど見えないことがあります。 |
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ロゴマークを使ったデザイン 白引きを使うかどうかはお好みになります。 ロゴに白が入ってる時や社内規定で色が定められているときは白びきを使うことをおすすめしています。 |
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金銀を使ったデザイン 透けていると金属光沢が表現しにくいため、白びきを使うことをおすすめしています。 |
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イラストを使ったデザイン 白い部分は透明として表現されてしまうため、白びきを使うことをおすすめしています。 (例ではワイシャツ部分が透明になります。) |
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写真を使ったデザイン 白びきがないと透明感が出ます。 あえて透けさせるか、白びきを使ってハッキリ見せるかはお好みになります。 |
実物写真
先ほど挙げたデザイン例を使用して制作した、白びき使用・不使用の比較写真です。
背景によって透け方が違って見えるため2種類の写真を掲載しています。
スライダ―を左右に動かして見え方を比較できます。
制作実物(おもて側)
制作実物(うら側)
全体的に白引きがあったほうがハッキリとした印象、白びきがないと透明感のある繊細な印象です。わざと白びきを使わないという方法もあります。
ただし、イラストだけは透明人間になってしまっているので、白引きが必要になります。




デザインデータの作り方
デザインデータはillustratorファイル(.ai)で受け付けております。
(画像の修正等にphotoshopを使用している場合も、最終データはillustratorに埋め込みになるように作成してください。)
<手順>
①各商品ページからテンプレートをDLしてください。
②テンプレートの枠線に合わせてデザインをしてください。
※リンクファイルの埋め込みや文字のアウトライン化もお忘れなくお願いします
③最上層に「白びき」という名前のレイヤーを作成して、白びき部分をパスで作成してください。
※塗りつぶす色は黒・赤・シアンなど、デザインと区別できる分かりやすい単色にしてください。
※白びきを線で表現する場合はパスのアウトライン化をしてください。
④お客様のご使用中のillustratorのバージョンで保存してください。
⑤メール添付にて弊社までお送りください。
送付先:info@1st-trophy.com
デザインデータの見本
先ほどの実物写真に使用したデザインデータです。
左側の画像がデザインレイヤー、右側の画像が白びきレイヤーです。
どの部分に白を使っているかお確かめください。
※この見本では白びき=赤(M100Y100)にしています。
実際の入稿データは黒(K100)やシアン(C100)などデザインと明らかに違う単色であれば何色でも構いません。


データの作成方法・デザインの相談などご不明点・ご質問等がありましたら、お気軽にお問い合わせください(03-5830-3895)